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「親知らず」は第三大臼歯(智歯)が正式名称であり、20歳前後で“親に知られる事なく生える”のが名前の由来と言われています。元々親知らずが存在しない人もいますが、歯が並ぶ顎骨のスペースが不足し、傾いていたり、完全に生えきらない(時には真横になり歯茎の下で見えない事もあります。)ケースが多く、しばしば痛みを引き起こす一因となります。
親知らずを放置すると、、、
□ 親知らずと1つ手前の歯(第二大臼歯)との間に食べ物が詰まっても掃除が難しく、細菌の温床となり、虫歯や歯周病になる事で痛みが出たり、親知らずだけでなく、手前の大切な歯まで困難な治療が必要となる場合があります。(口の中に歯が見えていなくても深いポケットを形成している事もあります。)
□ 親知らずの根の先まで細菌が増殖した際には太い神経(下歯槽神経)を損傷する可能性があります。
□ 妊娠後より女性ホルモン分泌下で増殖する細菌による痛みにより薬の服用が必要になる事があります。
当院はCTを導入しておりますので、親知らずの埋まっている状態や歯槽骨の中にある大きな神経の位置などを三次元的に精査し、患者様にご説明させて頂いております。
もし、気になる症状などございましたらご相談ください。