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 聖護院やぎ歯科・矯正歯科

インプラントは何歳まで?持病(糖尿病・高血圧など)があってもできる?

インプラントは何歳まで?持病(糖尿病・高血圧など)があってもできる?|インプラント専門サイト|京大病院近くの歯医者|聖護院やぎ歯科・矯正歯科|京大病院・神宮丸太町駅

インプラントの構造とCT検査をイメージしたビジュアル
「70代になってから歯を失った。この年齢でインプラントはできるのだろうか」
患者様患者様
患者様患者様
「糖尿病や高血圧があるけれど、手術をして大丈夫か心配」

「インプラントに興味はあるけれど、自分の年齢や持病では無理ではないか」――ご相談のなかで、とても多くいただくお声です。とくに歯を失う機会が増える50代以降の方にとって、年齢と全身の健康は気がかりな点だと思います。

結論からお伝えすると、インプラントに「これ以上は受けられない」という明確な年齢の上限は基本的にありません。あごの骨と全身の状態が手術に耐えられれば、高齢でも治療を受けられる場合は多くあります。また、糖尿病や高血圧などの持病があっても、状態がコントロールされていれば対応できるケースは少なくありません。この記事では、京都・聖護院やぎ歯科・矯正歯科が、年齢と持病の観点から、インプラントの適応について正直にお伝えします。

この記事のポイント

  • インプラントに、基本的に年齢の上限はない(あごの骨と全身状態が手術に耐えられれば可能)
  • 糖尿病・高血圧などの持病も、コントロールされていれば対応できる場合が多い
  • 服用中の薬や全身疾患によっては、慎重な判断や主治医との連携が必要
  • 「骨が少ない」と言われた場合も、骨を補う処置で対応できることがある
  • 年齢や持病そのものより、全身状態の把握と精密な診断が適応の決め手

インプラントに「年齢の上限」は基本的にない

インプラントは、あごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療です。歯を支える土台となるあごの骨がしっかりしていて、外科処置に全身が耐えられる状態であれば、年齢を理由にインプラントができなくなることは基本的にありません。実際、70代・80代でインプラント治療を受ける方も珍しくありません。

インプラントの構造(人工歯根・アバットメント・上部構造)を示した模型

大切なのは、暦の上での年齢そのものよりも、次のような「体の状態」です。

  • あごの骨の量・質:人工歯根を支えられる骨があるか
  • 全身の健康状態:外科処置と、その後の治癒に問題がないか
  • お口の環境:歯周病などが落ち着いていて、清潔に保てるか

むしろ高齢の方こそ、入れ歯が合わずに食事が楽しめない、しっかり噛めないことで栄養が偏る、といったお悩みを、インプラントで解決したいというご希望が多くあります。「自分の歯のように噛んで、食事を楽しみたい」という思いに、年齢は必ずしも壁になりません。

持病があってもインプラントはできる?

持病があるとインプラントを諦めてしまう方もいますが、多くの場合、病気そのものより「コントロールされているかどうか」が判断のポイントになります。代表的なものを整理します。

  • 糖尿病:血糖のコントロールが良好であれば対応できる場合が多いです。コントロールが不十分だと、感染しやすさや治りの遅さに影響するため、まず内科と連携して状態を整えます
  • 高血圧:血圧が安定していれば、多くの場合は対応できます。服薬状況を確認したうえで、体調に配慮して処置を行います
  • 骨粗しょう症:治療で使われるお薬(ビスホスホネート製剤など)の種類によっては、外科処置に注意が必要な場合があります。服用中のお薬は必ずお知らせください
  • 心疾患・脳血管疾患:血をサラサラにするお薬(抗凝固薬)を飲んでいる場合など、主治医と相談しながら慎重に進めます
  • 喫煙:喫煙は血流を悪くし、治りやインプラントの安定に影響します。禁煙・節煙のご協力をお願いすることがあります

持病がある方は「お薬手帳」と「主治医との連携」がカギ

現在治療中の病気や服用中のお薬は、インプラントの可否と進め方を左右する大切な情報です。ご相談の際は、お薬手帳やお薬の情報をお持ちください。必要に応じて主治医に治療の可否を確認しながら、安全を第一に進めます。「持病があるから」と自己判断で諦めず、まずは状態をお聞かせください。

「骨が少ない」「難しい」と言われた方へ

年齢を重ねると、歯を失ってから時間が経ってあごの骨がやせている、歯周病で骨が減っている、といったことも増えます。そのため、他院で「骨が足りないのでインプラントは難しい」と言われた経験のある方もいらっしゃいます。

こうした場合でも、不足した骨を補う処置(骨造成など)を行うことで、インプラントが可能になることがあります。骨の状態は、レントゲンやCTによる精密検査で立体的に確認します。見た目や年齢だけで判断せず、まず現状を正確に把握することが、選択肢を広げる第一歩です。多くの歯を失った方には、最小4本のインプラントで固定式の歯を支えるオールオン4という方法もあります。

口腔内スキャナー(iTero)やCTを用いた精密な検査の様子

大切なのは年齢より「全身状態の把握と精密な診断」

ここまでお伝えしたとおり、インプラントの適応を決めるのは、年齢の数字や持病の有無そのものではありません。一人ひとりの全身状態とお口の状態を正確に把握し、リスクに配慮した治療計画を立てられるかどうかが、安全に治療を進めるうえでの決め手になります。

そのためには、既往歴や服用中のお薬をていねいに確認し、CTであごの骨を立体的に診査したうえで、必要に応じて主治医と連携することが欠かせません。当院の院長は、抜歯と同時に人工歯根を入れる抜歯即時埋入や審美領域の難症例を含むインプラント治療に取り組み、全国の歯科医師向けにインプラントの指導も行っています。年齢や持病を理由に他院で難しいと言われた場合でも、精密検査のうえで対応できる場合がありますので、諦める前に一度ご相談ください。

院長による診査・診断のご説明の様子

「できるかどうか」を診てから判断できます

「高齢だから」「持病があるから」と、相談する前に諦めてしまうのはもったいないことです。まずは全身状態とお口を診せていただき、できること・気をつけること・別の選択肢を、具体的にご説明します。無理におすすめすることはありません。他の治療との違いはインプラント・ブリッジ・入れ歯の違いもご覧ください。

費用・期間・リスク(インプラントは自由診療)

インプラントは自由診療(自費)で、外科処置を伴います。年齢や持病にかかわらず、始める前に次の点をあわせてご確認ください。

費用・期間・リスクは必ずセットでご確認ください

  • 標準的な治療内容:あごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けて、失った歯を補う外科的な治療です。骨が不足する場合は骨を補う処置を併用することがあります
  • 費用の目安:一般的にインプラントは1本あたり30万〜60万円程度(自費)。当院の費用・お支払い方法(デンタルローン等)は診査のうえでご説明します。費用の詳細はインプラントの費用もご覧ください
  • 治療期間・通院回数の目安:人工歯根が骨と結合するのを待つため、数か月かかることが一般的(骨の状態や骨造成の有無により変動)
  • 主なリスク・副作用:外科処置に伴う腫れ・痛み・内出血、細菌感染、まれに神経や血管の損傷、骨と結合しないことがある、治療後のケアを怠るとインプラント周囲炎を起こすことがある、糖尿病・喫煙・服用中の薬など全身状態によっては適応外や慎重な対応が必要になる場合がある

よくある質問(Q&A)

Q. インプラントは何歳まで受けられますか?

A. 基本的に年齢の上限はありません。あごの骨と全身の状態が手術に耐えられれば、70代・80代でも受けられる場合があります。年齢よりも体とお口の状態が大切なため、精密検査で確認します。

Q. 糖尿病がありますが、インプラントはできますか?

A. 血糖のコントロールが良好であれば対応できる場合が多いです。コントロールが不十分だと感染や治りに影響するため、内科と連携して状態を整えてから判断します。既往歴を含めてご相談ください。

Q. 高血圧の薬を飲んでいても大丈夫ですか?

A. 血圧が安定していれば、多くの場合は対応できます。服用中のお薬を確認し、体調に配慮して処置を行います。お薬手帳をお持ちいただくとスムーズです。

Q. 骨粗しょう症の薬を飲んでいます。

A. お薬の種類によっては外科処置に注意が必要な場合があります。自己判断で中止せず、服用中のお薬を必ずお知らせください。主治医と相談しながら進めます。

Q. たばこを吸っていてもインプラントはできますか?

A. 喫煙は血流を悪くし、治りやインプラントの安定に影響します。できないわけではありませんが、禁煙・節煙のご協力をお願いすることがあります。

Q. 高齢で骨が少ないと言われました。

A. 不足した骨を補う処置(骨造成など)で対応できることがあります。まずCTで骨の状態を立体的に確認し、可能な方法をご提案します。年齢だけで諦める必要はありません。

まとめ

  • インプラントに、基本的に年齢の上限はない(あごの骨と全身状態が手術に耐えられれば可能)
  • 糖尿病・高血圧などの持病も、コントロールされていれば対応できる場合が多い
  • 服用中の薬や全身疾患によっては、慎重な判断や主治医との連携が必要
  • 「骨が少ない」と言われても、骨を補う処置で対応できることがある
  • 決め手は年齢や持病そのものより、全身状態の把握と精密な診断

京都・聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、既往歴やお薬の確認とCTによる精密な診査のうえで、年齢や持病に配慮した治療計画をご提案しています。当院のインプラント治療についてもあわせてご覧ください。「この年齢で、この持病で本当にできるのか」という段階でも構いませんので、まずはお気軽にご相談ください。

《参考情報》 日本口腔インプラント学会 https://www.shika-implant.org/ 日本歯科医師会「テーマパーク8020」 https://www.jda.or.jp/park/

八木 龍

監修:八木 龍

聖護院やぎ歯科・矯正歯科 院長

OSSTEM IMPLANT 公認ディレクター / 国際口腔インプラント学会 所属 / 抜歯即時埋入・審美領域のインプラントに対応 / 全国の歯科医師向けにインプラント講師

広島大学歯学部を卒業後、大阪市の歯科医院インプラントセンターで副院長を務め、2020年に聖護院やぎ歯科・矯正歯科を開院。抜歯即時埋入や審美領域の難症例を含むインプラント治療に取り組み、診査・診断にもとづいて、身体的・経済的なご負担に配慮した治療計画を大切にしています。

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