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切開して膿を出し、消毒と服薬で炎症を鎮めます
歯の周りに膿が溜まって腫れた状態になることがあります。歯肉は赤く腫れて、表面が膿で白っぽく見えることもあります。
歯周膿瘍
歯周ポケットの中でプラーク中の細菌が原因で感染が起こると、ポケット内に膿が溜まります。
ポケットの入り口がふさがれると、行き場を失った膿は歯肉側に出てきて腫れとなって見えるようになります。指で押すと痛み、歯もぐらつく場合があります。炎症がもっと進行すると首や顔まで腫れます。歯肉の縁の部分や歯と歯の間の歯肉に膿が見えることがあります。歯肉は赤く腫れて指で触るとブヨブヨしています。歯肉に膿瘍ができるのは、以前のむし歯や歯周病の治療が不十分で感染が起きた場合と歯肉の小さな傷に細菌感染が起きた場合です。
歯肉膿瘍
メスで切って溜まった膿を出します。その後、抗生物質を服用するか、切ったところに塗って炎症を鎮めます。
根本原因の治療も受けましょう
どちらの膿瘍も、細菌による感染が原因です。
原因となっているプラークを取り除く治療や感染している歯の根の治療を受けることが大切です。