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第二象牙質ができれば痛みは消えます
むし歯の治療後に、「治療したはずなのに歯がしみて痛みますが大丈夫?」という問い合わせがあります。
こうした症状は歯の構造によるものなので、しばらくすると痛みは自然に消えます。
痛みが起きるのはなぜ?
● 治療前より刺激が神経に伝わるため
むし歯の治療では、それ以上むし歯が拡がらないよう歯を大きく削ります。
治療した歯は、削った分だけ神経が近くなり、外からの刺激が伝わりやすい状態になっています。
● 修復材料の金属が刺激を伝えやすい
金属は、熱などの刺激をよく伝えます。神経に近い上に刺激を伝えやすい材料で修復すると、刺激はさらに伝わりやすくなります。
自然に治るのはなぜ?
歯は、神経(歯髄)を刺激から守ろうとして新しい象牙質を作ります。これが「第二象牙質」です。
この新しい象牙質ができてくれば、刺激は伝わりにくくなり痛みやしみる症状は消えてゆきます。
似たような症状でお困りの際はお声かけください。