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『歯周病』は歯を失う原因のナンバーワンです!
歯の表面には毎日ネバネバした膜状の物質「歯垢(プラーク)」ができ、歯と歯肉の間に溜まっていきます。
歯垢1mgには約1億個の細菌が含まれています。
体の抵抗力が衰え細菌の活動が抵抗力を上回ると、歯肉は炎症を起こします。
歯肉の炎症をそのままにして手入れを怠っていると、炎症は悪化し、歯と歯肉が剥がれて「歯周ポケット」ができます。
歯垢はこの中にますます溜まり、周囲の組織に炎症を広げて歯周病が始まります。
日本人の歯肉の状態は、全体では71%、40歳~69歳では85%に何らかのトラブルが認められます。(平成17年度歯科疾患実態調査より)
歯周病は進行すると、歯を支えている歯槽骨が溶け出し、時には支えを失った歯が、抜け落ちてしまいます。
成人が歯を失う原因のナンバーワンは歯周病なのです。