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マウスピース矯正治療を検討されている患者様の親御様から、このような不安や疑問をよくお聞きします。見た目が目立ちにくく、取り外しもできるマウスピース矯正は、近年お子さまや若年層にも選ばれる治療法ですが、その一方で「装着時間を守れるのか」「成長期に本当に適しているのか」など、親御様だからこそ気になるポイントも多いのではないでしょうか。
本記事では、マウスピース矯正治療を検討されている患者様の親御様へ向けて、治療の基本的な仕組みから、メリット・デメリット、成長期ならではの注意点、そして後悔しない歯科医院選びの考え方までを、できるだけ分かりやすく解説します。
さらに、専門性の高い歯科医院で治療を受けることが、なぜお子さまの将来にとって重要なのかについても触れていきます。
「まず何を知っておけばいいのか」を整理したい親御様は、ぜひ最後までご覧ください。
マウスピース矯正治療とは?親御様が知っておきたい基礎知識

マウスピース矯正治療は、「目立ちにくい」「取り外しができる」といった特徴から、お子さまや若年層にも選択される機会が増えている矯正方法です。ただし、ワイヤー矯正とは仕組みや治療の進め方が異なるため、親御様が正しく理解しておくことがとても重要です。
マウスピース矯正では、歯科医師が事前に治療計画を立て、その計画に基づいて複数枚のマウスピースを段階的に使用していきます。治療中は基本的に取り外しが可能ですが、その分「決められた装着時間を守ること」が治療結果を左右する大きなポイントになります。ここからは、まずマウスピース矯正の具体的な仕組みと、従来のワイヤー矯正との違いについて、親御様目線で分かりやすく解説していきます。
マウスピース矯正の仕組み
マウスピース矯正は、一枚の装置で一気に歯を動かす治療ではありません。治療開始前に歯並びや噛み合わせを精密に検査し、そのデータをもとに「最終的にどの位置まで歯を動かすか」を逆算した治療計画を立てます。

ここに担当矯正医の実力が出ます。その計画に沿って、少しずつ形の異なるマウスピースを複数枚作製し、段階的に交換していくことで歯を動かしていきます。

一般的には、1週間ごとに新しいマウスピースへ交換し、1枚ごとに動かす歯の距離はごくわずかです。そのため、ワイヤー矯正と比べて痛みが出にくいと感じるお子さまも多く、日常生活への影響を抑えながら治療を進められる点が特徴です。
一方で、この治療方法は「装着時間」が非常に重要です。マウスピースは1日20時間前後の装着が基本となり、食事や歯磨き以外の時間は装着する必要があります。例えば、学校から帰宅後に外したまま忘れてしまったり、就寝時に装着しなかったりすると、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまうこともあります。
次の章では、マウスピース矯正とワイヤー矯正を比較しながら、生活面での違いについて整理していきます。
ワイヤー矯正との違い
それぞれに特徴があり、生活スタイルや性格によって向き・不向きが分かれます。

まず見た目の違いです。ワイヤー矯正は歯の表面に装置が固定されるため、どうしても口元が目立ちやすくなります。一方、マウスピース矯正は透明な装置を使用するため、学校生活や友人関係の中でも周囲に気づかれにくく、思春期・青年期のお子さまでも心理的な負担が少ない傾向があります。
次に生活への影響です。ワイヤー矯正は取り外しができないため、食事内容に制限が出たり、歯磨きが難しくなったりすることがあります。マウスピース矯正は食事や歯磨きの際に外せるため、普段通りの生活を続けやすく、虫歯や歯肉炎のリスク管理もしやすい点が親御様にとって安心材料となります。

一方で、通院頻度と管理面には違いがあります。ワイヤー矯正は装置が固定されている分、装着管理は不要ですが、定期的な調整のために毎月通院が必要です。マウスピース矯正は通院間隔が比較的空くこともありますが、その代わりに「決められた装着時間を守れるかどうか」が治療結果を左右します。この点では、お子さま任せにせず、親御様が治療に関心を持ち続けることが重要になります。
このように、**どちらが優れているかではなく、「お子さまに合っているか」**が治療法選択の最大のポイントです。次の章では、なぜマウスピース矯正が親御様から選ばれているのか、その理由を詳しく見ていきます。
マウスピース矯正が親御様に選ばれる理由
近年、矯正治療の選択肢が増える中で、マウスピース矯正を選ぶ親御様が増えている背景には、単に「見た目が良いから」という理由だけではありません。お子さまの学校生活や将来への影響を考えたとき、総合的に判断しやすい治療法であることが、大きな理由となっています。

特に思春期から青年期にかけては、歯並びだけでなく「人前で話す」「笑う」といった日常の場面での心理的負担も無視できません。親御様としては、治療効果はもちろんのこと、お子さまが前向きに治療に取り組めるかどうかも大切な判断基準になります。
また、取り外しができるという特徴は、口腔内を清潔に保ちやすいという点で、虫歯や歯周病のリスクを気にされる親御様にとって大きな安心材料です。さらに、通院頻度や生活リズムへの影響が比較的少ないことから、学校行事や部活動、塾などと両立しやすい点も評価されています。
ここからは、親御様が特に「選んでよかった」と感じやすいポイントを、具体的に掘り下げていきます。
見た目のストレスが少ない
思春期から青年期にかけてのお子さまにとって、「見た目」は大人が想像する以上に大きな問題です。
親御様の中にも、「矯正装置が目立つことで学校生活に影響が出ないか」「からかわれたりしないか」と心配される方は多いのではないでしょうか。

マウスピース矯正は、透明で薄い装置を使用するため、装着していても周囲に気づかれにくいのが大きな特徴です。友人との会話や写真撮影、学校行事などでも口元を過度に意識せずに過ごせることで、お子さまが前向きな気持ちで治療を続けやすくなります。
実際に、「見た目が気にならないから続けられた」「周囲に知られずに矯正できた」という声は多く、治療への抵抗感が少ない点は、親御様にとっても安心できるポイントです。
矯正治療は数か月〜数年にわたることが多いため、精神的な負担をできるだけ減らすことは、治療を途中でやめずに完了させるためにも重要な要素と言えるでしょう。
取り外し可能で虫歯リスクを抑えやすい
親御様が矯正治療で特に気にされる点のひとつが、**「矯正中に虫歯が増えてしまわないか」**という不安ではないでしょうか。お子さまは、歯磨きが不十分になりがちだったり、間食が増えたりする時期でもあるため、口腔内環境の管理はとても重要です。

マウスピース矯正は、食事や歯磨きの際に装置を取り外せるという大きな特徴があります。これにより、普段と同じように歯ブラシやフロスを使ったケアができ、ワイヤー矯正と比べて汚れが溜まりにくい環境を保ちやすくなります。親御様にとっても、「矯正中だから特別な磨き方を覚えなければならない」といった負担が少ない点は安心材料と言えるでしょう。
例えば、部活動や学校帰りに間食をした後でも、一度マウスピースを外して歯を磨いてから再装着する、といった習慣を身につけることで、虫歯や歯肉炎のリスクを抑えることが可能です。
ただし、外せるからこそ「外したままにしない」「清潔な状態で装着する」といった基本的なルールを守る意識が必要になります。この点でも、親御様が日常的に声かけを行い、生活リズムの中に無理なく組み込んでいくことが大切です。
学校生活や部活動と両立しやすい
お子さまの矯正治療を考える際、親御様が現実的に気になるのが「学校や部活動、塾と無理なく両立できるか」という点ではないでしょうか。治療のために生活リズムが大きく崩れてしまうと、お子さま自身の負担も大きくなってしまいます。
マウスピース矯正は、通院頻度が比較的少なく、装置の調整も短時間で済むことが多いため、学校行事や部活動の予定に合わせやすいという特徴があります。例えば、テスト期間や大会前など、忙しい時期でも通院スケジュールを柔軟に組みやすく、親御様の付き添い負担を軽減できる点もメリットの一つです。
また、部活動中や体育の授業では、必要に応じてマウスピースを外すことができるため、口の中を切ってしまうリスクが少なく、スポーツに集中しやすい環境を保てます。楽器演奏や発表の場面でも、ワイヤー矯正に比べて違和感が出にくいと感じるお子さまも多く、日常生活への影響を最小限に抑えながら治療を続けやすい点は、親御様にとって大きな安心材料です。
ただし、外せる時間がある分、「外した後に必ず装着する」という自己管理が必要になります。ここでも、親御様が生活リズムを一緒に整え、習慣化をサポートすることが、治療を成功に導く重要なポイントとなります。
親御様が知っておくべき注意点とデメリット
マウスピース矯正は多くのメリットがある一方で、「誰にでも」「何もしなくても」うまくいく治療ではありません。親御様としては、良い面だけでなく、事前に知っておくべき注意点やデメリットも正しく理解した上で、お子さまに合った治療かどうかを判断することが大切です。
特に成長期や若年層の場合、治療の成否は装置そのものよりも「使い方」や「継続できる環境」に左右されることが少なくありません。マウスピース矯正は取り外しができる分、自己管理が求められる治療であり、思うような結果が得られないこともあります。
ここでは、親御様があらかじめ押さえておきたい代表的な注意点について、具体的に解説していきます。
装着時間の管理
マウスピース矯正を成功させるうえで、最も重要と言っても過言ではないのが「装着時間の管理」です。一般的に、マウスピースは1日20時間前後の装着が必要とされており、この時間を守れるかどうかが治療結果に直結します。
「つい外したまま忘れてしまう」「学校や友達との時間を優先して装着時間が短くなる」といったことは珍しくありません。歯が計画通りに動かず、治療期間が延びたり、追加のマウスピースが必要になったりする可能性もあります。
歯科医師によって差が大きい
マウスピース矯正は多くのケースに対応できる治療法ですが、歯科医師によってかなり実力差が出ます。

歯の重なりが大きい場合や、顎のズレを伴う噛み合わせなど、症例によってはワイヤー矯正や他の治療法を組み合わせた方が、結果的に安定した仕上がりになることもあります。
無理にマウスピース矯正だけを勧める医院では、治療途中で計画変更が必要になったり、満足のいく結果が得られなかったりするリスクも否定できません。
その点、聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正に精通した歯科医師が、精密な検査と豊富な症例経験をもとに診断を行い、必要に応じて他の矯正方法も含めた治療提案を行っています。治療前の段階で「マウスピース矯正が向いているか」「将来的な噛み合わせまで考慮できているか」を丁寧に説明してもらえるため、親御様も納得したうえで治療をスタートしやすい環境が整っています。
お子さまの成長期の矯正治療は、短期的な見た目だけでなく、将来の口腔環境まで見据えた判断が欠かせません。だからこそ、治療法の選択肢を幅広く持ち、専門的な視点で正直に説明してくれる歯科医院を選ぶことが、後悔しないための大切なポイントになります。
聖護院やぎ歯科・矯正歯科でマウスピース矯正を行うメリット
聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、成長期のお子さまや若年層の矯正治療において、歯と顎のバランス、将来の噛み合わせまでを見据えた治療計画を重視しています。マウスピース矯正が適している場合はその理由を、別の方法が望ましい場合はその選択肢を、親御様にも分かりやすく説明する体制が整っているため、「よく分からないまま治療が始まる」という不安を感じにくいのが特徴です。専門性の高い歯科医院で、成長を正しく見極めたうえで進めることが、お子さまの将来の健康につながる重要なポイントとなります。
安心のトータルフィー制度

聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、矯正治療開始後の追加費用が一切ありません。治療開始前に費用の総額が分かるトータルフィーになっています。矯正費用には、検査料、調整料、保定料が含まれています。矯正治療終了まで追加費用はかかりません。また、5年間の保証期間を設けています。※3ヶ月に一度のクリーニングをお薦めしています。
途中で治療を中断させない取り組み
矯正治療は短距離走ではなく、数か月から数年にわたる長期的な取り組みです。そのため親御様が最も心配されるのが、「途中でモチベーションが下がってしまわないか」「最後まで続けられるだろうか」という点ではないでしょうか。
マウスピース矯正は見た目の負担が少ない一方で、装着管理や通院が自己管理に委ねられる部分もあります。

当院では装着時間をアプリやカレンダーで可視化することが可能です。
また、不安を感じたときにすぐ相談できる体制が整っていることも、治療継続には欠かせません。「装着時間が守れていないかもしれない」「困っていることがある」といった小さな悩みを早めに共有できることで、大きなトラブルに発展する前に軌道修正が可能になります。矯正治療を最後までやり遂げるためには、お子さまの努力だけでなく、親御様の理解と、歯科医院の伴走姿勢が不可欠です。親子で同じゴールを見据え、安心して相談できる歯科医院を選ぶことが、後悔のない矯正治療につながります。
院長 八木龍は歯科医師を指導する立場
お子さまのマウスピース矯正を検討する際、親御様が最も重視されるのは
「本当にこの医院に任せて大丈夫か」
という一点ではないでしょうか。当院院長の八木龍は、個人で上位5%の歯科医師のみが持つInvisalign Diamondステータスを保持し、さらに日本でも約30名のみ選ばれるInvisalign GLOBAL TOP DOCTORS 2025に選出されています。
2025年からは Align Educator(アライン公式エデュケーター) として、全国の歯科医師への教育にも携わっています。
矯正治療は期間が長く、途中で方針変更が難しいからこそ、最初の医院選びが結果を大きく左右します。
聖護院やぎ歯科・矯正歯科が親御様から選ばれている理由は、単にマウスピース矯正を扱っているからではありません。専門性・診断力・説明力・継続サポートという、成長期の矯正治療に欠かせない要素が総合的に整っている点にあります。

マウスピース矯正は、事前の治療計画の精度が結果を左右する治療法です。同院では、矯正治療を熟知した歯科医師が、治療計画の立案から完了までを見据えて診療を行い、「本当にマウスピース矯正が適しているのか」「将来の噛み合わせまで問題ないか」を丁寧に見極めています。そのため、親御様も「流行っているから勧められた」という不安を感じにくく、納得したうえで治療をスタートしやすいのが特徴です。
また、デジタル設備を活用した視覚的に分かりやすい説明も、大きな安心材料です。治療前に歯並びの変化を確認できることで、
「どこを、どのように治すのか」
「どこがゴールなのか」
を親子で共有しやすくなり、治療への理解と協力体制を築きやすくなります。
さらに、通院しやすさや相談しやすい雰囲気も、長期治療では欠かせないポイントです。学校や生活リズムに配慮した通院体制と、疑問や不安をその都度相談できる環境があることで、親御様の精神的な負担も軽減されます。

インビザライン講師の院長が直接診療

お子さまのマウスピース矯正治療で、親御様が特に不安を感じやすいのが
「本当に計画どおり歯が動くのか」
「途中で担当医が変わってしまわないか」
といった点ではないでしょうか。
マウスピース矯正は、装置そのものよりも治療計画を立てる歯科医師の経験と判断力が結果を大きく左右する治療法です。特に成長期・若年層の場合は、歯の動きだけでなく顎の成長や噛み合わせの変化も考慮する必要があるため、専門性の差がそのまま治療の質に直結します。
聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正(インビザライン)に精通した院長が、初診の診断から治療計画の設計、治療完了までを一貫して担当しています。

治療の途中で担当が変わることがないため、「言っていることが変わる」「方針がぶれる」といった不安を感じにくく、親御様も安心して経過を見守ることができます。
また、インビザライン治療において高い専門性を求められるケースでも、豊富な症例経験をもとに
「本当にマウスピース矯正で対応できるのか」
「ワイヤー矯正を併用すべきか」
といった判断を冷静に行える点は、大きな安心材料です。無理にマウスピース矯正だけを勧めるのではなく、お子さまにとって最善の治療結果を優先した提案が受けられます。
親御様にとって矯正治療は、「今だけ」ではなく「将来まで続く健康への投資」です。専門性の高い歯科医師が責任を持って最後まで診療を行う体制は、その不安を大きく軽減してくれる要素と言えるでしょう。
豊富な症例数に基づく的確な治療提案
聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、マウスピース矯正を中心に非常に多くの症例を積み重ねてきた実績があります。豊富な症例経験があるからこそ、
「この歯並びは計画通り動きやすいか」
「途中で修正が必要になる可能性はあるか」
「成長によってどのような変化が起こりやすいか」
といった点を、治療前の段階で具体的に想定したうえで計画を立てることが可能です。
特に成長期・若年層の矯正治療では、教科書通りに進まないケースも少なくありません。そのような場合でも、過去の症例から得た知見をもとに、早い段階で軌道修正を行える判断力があるかどうかが、治療を成功に導くカギとなります。症例数の少ない医院では見極めが難しい場面でも、経験に裏付けられた提案が受けられる点は、親御様にとって大きな安心材料です。
また、症例が豊富な医院ほど、「マウスピース矯正が最適なケース」と「他の治療法を選ぶべきケース」の線引きが明確です。無理に一つの治療法にこだわらず、お子さま一人ひとりに合った選択肢を提示してもらえることは、結果的に治療の満足度を高めることにつながります。
親御様が安心して治療を任せるためには、「説明が上手かどうか」だけでなく、裏付けとなる経験と実績があるかどうかを確認することが大切です。豊富な症例数に基づいた治療提案は、その判断材料として非常に心強いポイントと言えるでしょう。
治療期間の短縮
「同じマウスピース矯正なのに、なぜ医院によって治療期間に差が出るのか」
これは多くの親御様が疑問に感じるポイントです。
その答えのひとつが、治療を設計・管理する歯科医師の経験値にあります。マウスピース矯正は、装置を作る前の「治療計画」がすべてと言っても過言ではなく、計画段階での判断の精度が、そのまま治療期間に直結します。
聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、矯正治療をすべて院長・八木龍が直接担当しています。八木院長は、数多くのマウスピース矯正症例を経験してきた歯科医師であり、インビザライン治療において講師(インストラクター)として指導する立場でもあります。
この「圧倒的な経験値」が、治療期間の短縮につながる理由は明確です。
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歯がどの順番で、どの程度動くかを正確に予測できる
-
無理な動かし方を避け、後戻りや修正が起きにくい計画を立てられる
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成長期特有の変化を想定し、途中で計画が崩れにくい設計ができる
経験が浅い場合、治療途中で
「思ったように動いていない」
「追加のマウスピースが必要」
といった事態が起こりやすく、その結果、治療期間が延びてしまうことがあります。一方で、豊富な症例を熟知している歯科医師ほど、最初から遠回りのないルートを選択できるため、結果としてスムーズに治療が進みやすくなります。
親御様にとって大切なのは、「とにかく早く終わらせること」ではなく、無駄なく、計画通りに終えられることです。経験に基づいた治療設計は、治療の質を保ちながら、結果的に期間の短縮にもつながる大きな安心材料と言えます。
3Dシミュレーションによる分かりやすい説明
親御様からよく聞かれる不安のひとつに、
という声があります。特にマウスピース矯正は装置が目立たない分、治療の進み方が実感しにくく、「今どこまで進んでいるのか分からない」と感じてしまうこともあります。
聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、最新のデジタル設備を活用し、治療前に歯並びの変化を3Dシミュレーションで確認できる環境を整えています。これにより、
「どの歯が、どの順番で動いていくのか」
「治療が完了したときにどのような歯並びになるのか」
を、視覚的に理解することができます。

この“見て分かる説明”は、お子さま本人だけでなく、親御様にとっても大きな安心材料です。言葉だけの説明では不安が残りがちな治療内容も、実際の動きを目で確認できることで、「なぜこの治療が必要なのか」「なぜこの期間が必要なのか」を納得しやすくなります。
また、治療の途中でも必要に応じて状況を確認し、計画との差が生じていないかをチェックできるため、問題があれば早い段階で修正できる体制が整っています。これは、成長期・若年層の矯正治療において非常に重要なポイントです。
親御様が安心して治療を見守るためには、「任せきり」ではなく、「理解したうえで見守れる」環境が欠かせません。3Dシミュレーションによる丁寧な説明は、その不安を大きく軽減してくれる要素と言えるでしょう。
通いやすさと相談しやすい体制
聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、親御様のそうした不安に寄り添うため、複数の相談窓口を用意しています。
まず、来院して直接話を聞ける無料矯正相談では、お子さまの歯並びや成長段階を確認したうえで、考えられる治療方法や期間、注意点について分かりやすく説明しています。「必ず治療を始めなければならない」ということはなく、比較検討のための情報収集として利用できる点も、親御様にとって安心できるポイントです。
また、忙しくてすぐに来院できない方や、まずは大まかな方向性を知りたい方に向けて、オンライン相談にも対応しています。自宅から相談できるため、「通院前に疑問を解消しておきたい」「子どもを連れて行く前に親だけで確認したい」といったニーズにも柔軟に応えてもらえます。親御様も参加頂けます。
さらに、日常のちょっとした疑問や不安については、LINE相談を活用することが可能です。
「装着時間は足りているか」
「困っていることがある」
「次の通院までに確認したいことがある」
といった細かな質問を気軽に相談できるため、親御様も一人で悩みを抱え込まずに済みます。
矯正治療は、相談のしやすさ=治療の続けやすさにつながります。無料相談・オンライン相談・LINE相談といった体制が整っていることで、親御様もお子さまも安心して治療に向き合える環境が整っていると言えるでしょう。
初回相談で親御様が確認しておきたいポイント
初回の矯正相談は、単に「治療を始めるかどうか」を決める場ではありません。
親御様にとって本当に大切なのは、その歯科医院が信頼できるかどうかを見極める時間だと言えます。

特にマウスピース矯正は、見た目のメリットが強調されやすい一方で、装着管理や成長への配慮など、事前に確認しておくべき点が多い治療です。以下のポイントを意識して相談に臨むことで、「聞き忘れて後悔する」リスクを減らすことができます。
親御様が必ず確認しておきたいチェックポイント
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本当にマウスピース矯正が適している症例か
→ 他の治療法(ワイヤー矯正など)との比較説明があるか -
成長期をどう考慮した治療計画なのか
→ 歯だけでなく、顎や噛み合わせの将来まで説明があるか -
治療期間の目安と、延びる可能性について
→ どんな場合に計画変更が起こり得るのか -
装着時間が守れなかった場合の対応
→ 家庭でのサポート方法についてのアドバイスがあるか -
治療中の相談体制
→ 困ったときにすぐ相談できる環境があるか
当院では遠隔で治療がしっかりと進んでいるかチェックするシステムもご用意しています。
これらの質問に対して、専門用語ばかりでなく、親御様にも分かる言葉で丁寧に説明してくれるかどうかが、医院選びの大きな判断基準になります。

聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、無料矯正相談の段階から「治療ありき」の話を進めるのではなく、親御様の不安や疑問を一つずつ整理することを大切にしています。
「まだ迷っている」「他院とも比較したい」という段階でも相談しやすく、納得できてから治療を始められる点は、初めて矯正治療を検討するご家庭にとって大きな安心材料です。
初回相談は、お子さまの歯並びを診てもらう場であると同時に、歯科医院の姿勢を見極める場でもあります。遠慮せずに質問し、親子ともに「ここなら任せられる」と感じられるかどうかを、ぜひ大切にしてください。
まとめ|マウスピース矯正を検討する親御様へ大切にしてほしいこと

マウスピース矯正治療は、見た目の負担が少なく、学校生活や日常生活と両立しやすい治療法として、お子さまや若年層にも選ばれています。一方で、装着時間の管理やゴム掛けなど、親御様の理解も必要です。
だからこそ親御様には、
「本当にマウスピース矯正が合っているのか」
「治療中も安心して相談できる体制があるか」
といった視点を大切にしながら、歯科医院を選んでいただきたいと考えます。
聖護院やぎ歯科・矯正歯科では、専門性の高い診断と分かりやすい説明を重視し、親御様が納得したうえで治療を選択できる環境を整えています。無料矯正相談に加え、オンライン相談やLINE相談にも対応しているため、「まずは話を聞いてみたい」「不安を整理したい」という段階から気軽に相談できるのも大きな特徴です。
矯正治療は、お子さまの将来の口元や噛み合わせ、そして自信にもつながる大切な医療です。焦って決める必要はありません。正しい情報を知り、信頼できる歯科医院と出会うことが、後悔のない選択につながります。
そんな疑問を感じたときは、ぜひ一度、相談・カウンセリングを活用してみてください。親御様とお子さまが同じゴールを見据え、安心して治療に進める第一歩になるはずです。
最後までお読みいただき大変ありがとうございました。
聖護院やぎ歯科・矯正歯科
院長 八木龍





