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それは歯磨きではなく、「飲食回数を減らすこと」です。だらだら間食をしたり、缶コーヒーを飲んでしまうことありますよね。
飲食すると口の中は強い酸性になり、お口に入れたその瞬間から歯はどんどん溶かされていきます。(脱灰)それが、唾液(緩衝能)によって、食後30分ほどでお口は中性に戻ります。唾液中に溶け出したリンやカルシウムが歯の表面に戻り(再石灰化)、歯は修復されます。
このように歯は1日の間に溶けたり修復したりを繰り返しているのです。
この「脱灰」時間が多すぎるとむし歯になります。つまり歯が溶ける回数を極力減らすこと(飲食回数を減らすこと)がポイントです。
飲食回数が、1日4回と7回の人を比較してみます。これはチョコレート1つでも飲食回数1回にカウントされます。食べる回数が多いと、歯が溶ける時間が長くなり、むし歯リスクが上昇します。他にもむし歯を引き起こす原因は色々とありますが、「飲食回数」が一番のポイントと考えられています。
歯磨きももちろん大事ですが、飲食回数を抑える(規則正しく飲食する)ことがむし歯予防になります。テレワークが最近話題になっていますが、間食には十分気をつけてくださいね。ブラックコーヒーやお茶、水は大丈夫です。