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生活習慣と深く関係しているお口の病気
がん、糖尿病、心臓病、高血圧などの全身疾患は、長い間の生活習慣の積み重ねがいろいろな要素と絡み合っておこる「生活習慣病」です。同じように、むし歯や歯周病や歯の喪失にも、食生活やお口の手入れといった生活習慣が深く関係しています。
ところで、お口の健康を考えたとき、私たちはむし歯や歯周病を気にしますが、原因である歯垢(プラーク:細菌のかたまり)1mgの中に含まれている約1~2億個の細菌や膿を毎日飲み込んでいることには無関心です。
近年の研究では、お口の中の細菌が血液や歯周組織から体内に入り込み全身疾患の発病に関係すると報告されています。
歯や口の健康と生活習慣との関わりを知り、適切な予防指導を受けて歯と口の健康を守りましょう。
長い間の生活習慣に加齢、遺伝、外部環境などの要因が加わって発症する生活習慣病は、慢性的な病気です。生活習慣を改めることが発病を抑え悪化を防ぎます。