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永久歯や全身の健康によくないときには抜歯します
生えかわる乳歯とはいっても、やはりできるだけ歯は抜きたくないと思います。
しかし、場合により抜くことが必要なこともあります。乳歯の抜歯についてご理解ください。
ひどい虫歯のとき
●歯に大きな穴が開き、歯髄まで侵されているとき。
●細菌が歯の根の先からアゴの骨に侵入したとき。
●激痛、腫れ、高熱と歯肉からウミが出るとき。
ケガで歯が破損したとき
子どもが激しく歯をぶつけたときは、すぐ歯医者さんに診てもらいましょう。
●後になって歯が黒ずんできたときは、神経が死んでしまっているので抜歯します。
●歯が縦に割れてしまったときは、歯を抜かなければならないことがあります。
病気が骨の中まで進行すると、次に生えてくる永久歯や体全体にまで影響してきます。
ここまで進んでしまったむし歯は救うことが難しく、抜かなければなりません。
永久歯の生え方を正しくするため
■乳歯のワキから永久歯が生えてきたとき
後から生える永久歯の位置に影響し、歯並びがガタガタになるので乳歯を抜歯します。
■乳歯がなかなか抜け落ちないとき
乳歯の根っこは、後に出てくる永久歯の萌出に合わせて自然に短くなって抜け落ちるのですが、時になかなか抜けないことがあります。
そんな時は乳歯を抜いて永久歯が適切に生えるようにします。