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8020運動

自分の歯で一生を元気に過ごしましょう!

みなさん8020運動はご存じでしょうか?「80歳で20本以上の歯を残す」運動のことです。

食べ物を噛むとき、歯には驚くほどの力がかかっています。奥歯が1本無くなると噛む力は6割ほどになり、14本になるとご飯やハンペンなど軟らかいものまで噛めなくなると報告されています。

「食べる」ことがうまくできない状態は、体力の低下を招き大きな病気へとつながっていきます。歯は、元気に「生きる」ために欠かせない大切なものなのです。

元気に暮らすためにも「80歳で20本」

高齢になるほど、また生活の介助が必要な方ほど、歯とお口の健康を維持するための手助けが必要になります。具体的には、「歯磨きなどのお口の清掃」と「食べて飲み込む動作のトレーニング」などのお口のケアです。歯の数が20本あれば、大抵の物は食べることができて、元気に過ごすことができるといわれています。厚生労働省を中心に、お口の健康を維持するために「80歳で20本以上の歯を残す」運動(8020運動)が推進されています。

 

厚生労働省は6年毎に日本人のお口の健康状態を調査しています。

上の図は、この調査をもとに75歳以上を対象に自分の歯を20本以上保有している方の割合を示したものです。高齢者社会を迎え健康への関心が高まり8020達成者が増えています。

お口のケアをしっかりおこない、歯を失うことなく一生を過ごしましょう。

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