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口の周りの筋肉に注目しましょう!
舌や口を使った悪い習慣(口腔習癖)は、歯並びやかみ合わせの異常「不正咬合」を招く原因の一つです。また、物を噛んでうまく飲み込めない、うまく発音できない、口で呼吸する、表情が乏しいなどといった、様々な悪い影響を及ぼします。
歯は、口の中で、唇、舌、両頬から圧力を受け、そのバランスの中で一定の位置を保っています。
ところが口腔習癖があると、口の周りの筋肉が緩んだり緊張しすぎたりして、口の中の力のバランスがくずれて、歯は位置を保てなくなり動いてしまうのです。
歯列にはいろいろな圧力がかかっています
口腔筋機能療法
口の周りの筋肉の緊張や緩みをなくし、正しいバランスがとれるようにする治療が「口腔筋機能療法」です。顔の筋肉や舌を動かすトレーニングやマッサージ、唇の力を鍛えるエクササイズなどを行います。口や唇の力がうまくはたらくことで、矯正治療後の新しい歯並びとかみ合わせは安定します。